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受験当日に緊張する子・しない子の育て方の違い|小学校受験えしん会

小学校受験の本番が近づいて来ましたね。

受験当日長い時間をかけて準備してきたのに、当日思うように力を出せないお子様もいれば、落ち着いて普段以上の実力を発揮できるお子様もいます。

この違いは「性格」だけではなく、ご家庭での声かけや日々の経験の積み重ねに大きく関わっていると思います。

目次

緊張する子の特徴

  • 初めての環境に戸惑いやすい
  • 「失敗したらどうしよう」と考えすぎる
  • 人前で発表する経験が少ない
  • 親御さんの不安を敏感に感じ取ってしまう

緊張しない子の特徴

  • 新しい環境を楽しめる
  • 失敗しても「次がある」と切り替えられる
  • 人前で話す経験が豊富
  • 親御さんが「結果よりも過程」を評価している

私が見てきた実例から

これまで多くのお母様とお子様を見てきましたが、当日緊張してしまう子は、普段から「間違えないこと」を強く意識して練習していることが多いです。

たとえば「ここは絶対に正解しないとダメ」と声をかけられていたお子様は、本番でも「間違ったらどうしよう」という思考に支配されて、緊張で答えられなくなってしまうのです。

一方、当日も伸び伸びと力を発揮できる子は、家庭で「失敗しても大丈夫。挑戦してえらいね」と声をかけられていることが多いです。

あるお母様は「お話の記憶」の練習中に間違えても、「よく聞けてたね、次はここを気をつけよう」と具体的に褒めていました。その子は間違えても堂々と次の問題に答えることができていました。

緊張しない子を育てる家庭での工夫

  • 小さな挑戦を積み重ねる
    (人前で話す・先生に質問する・知らない子と遊ぶ など)
  • **家庭で「発表ごっこ」「面接ごっこ」**を楽しみながら行う
  • 本番を重くとらえすぎない雰囲気づくり
    (「失敗しても大丈夫!楽しんでおいで」)
  • 結果より過程を評価する声かけ
    (「◯◯を頑張ったね」「◯◯に挑戦できたね」と具体的に褒める)

まとめ

受験当日に緊張しない子は、特別に度胸がある子ではなく、日常の中でのお母様やお家の方の声掛けで少しずつ自信を積み上げてきた自己肯定感の高い子です。

「本番に強い子」=「どんな場面でも自分らしく挑戦できる子」に育てていくことが、小学校受験の準備で本当に大切なことだと感じています。

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