小学校受験の試験では「何が見られているの?」というご質問をたくさんいただくので、今回は 行動観察チェックリスト をまとめました。
目次
小学校受験の行動観察チェックリスト
小学校受験の行動観察では、ペーパーテストでは測れないお子さまの 「人柄」 や 「社会性」 が評価されます。具体的には、以下のポイントが見られています。
1. 集団行動・協調性
- お友達と協力して遊べるか
- 自分の意見を伝えつつ、相手の意見も尊重できるか
- 困っているお友達を助けられるか
2. 指示行動・理解力
- 先生の話を集中して聞けるか
- 複数の指示を正確に理解して行動できるか
- ルールを理解し、守れるか
3. 生活態度
- 道具を大切に扱い、きちんと片付けられるか
- 場に応じて落ち着いた行動ができるか
4. コミュニケーション・表現力
- 初めて会うお友達や先生ともしっかり受け答えできるか
- 自分の気持ちや考えを言葉で表現できるか
と言った点が主に見られています。
ご家庭でできる対策とは?
行動観察は、教室や塾でしか練習できないと思っている方が多いのですが、実はそれだけで身につくものではありません。
実は、普段の生活の中で繰り返し練習すること が最も大切な科目です。
- お手伝いを通して「役割を最後までやり遂げる」経験をさせる
- 遊びの中で「ルールを守る」「譲り合う」体験を積む
- 挨拶や片付けなどのマナーを確認する
こうした、
①基礎の積み重ねがあり、次に②塾・教室などの実践の場での練習が効果を発揮し、③その集大成が試験本番で自然に発揮できる力につながります。
家庭で効率的に練習する方法
「家庭でどう練習すればいいのか分からない…」という方のために、えしん会では 行動・常識スタートセット をご用意しています。
このセットでは、行動観察でよく見られる場面や、小学校で求められる生活の基本を 家庭で楽しく練習できる教材 にしました。
- 集団行動のルールを体験できる
- 指示を聞いて正しく行動する練習ができる
- 常識やマナーを「楽しく」身につけられる
多くのご家庭から「子どもの普段の生活が変わった」「自信を持って試験に臨めた」とご好評いただいています。
まとめ
小学校受験の行動観察は、点数化しにくいからこそ差がつく科目です。
チェックリストを参考にお子さまの行動を振り返りつつ、ご家庭で日常的に練習することが合格への近道 です。
「何から始めればいいか分からない…」という方は、まずは 行動・常識スタートセット から始めてみてください。