- 🏫 小学校受験の図形・思考問題、なぜこんなに差がつくのか?
小学校受験の図形問題は、「重ね図形」「展開図」思考問題は「シーソー(てんびん)」など、見た目は似ていても考え方の順序やイメージの変換力がまったく違います。
多くの子が「苦手!」と感じるのは、
じつは 順序を間違えて学んでいる からなんです。
🧩 図形の苦手を克服する“正しい順序”とは?
① まずは「重ね図形」で“見る力”を鍛える
図形学習の入口は、実際に見て触って理解できる内容から。
重ね図形は、2枚のシートを重ねて「見えなくなる部分」や「重なってできる形」を考える問題。
最初は“体験的に”理解できるので、抽象思考に入る前の導入として最適です。
🧠 ポイント:
・実際に図形シートを重ねて体験させる
・重なった部分を塗って「消える」「残る」を感覚でつかむ
② 次に思考問題の「シーソー」で“関係を考える力”を育てる
重ね図形で「見た目」を鍛えたら、次は「関係性」に進みます。
シーソー問題では、左右の重さやバランスを比べて数の対応関係を整理する力が必要です。
🧠 ポイント:
・見えない重さ(未知数)を仮に置いて考える
・「もし〇が2個で△1個と同じ重さなら…」と置き換えて考える練習を
これは、算数的な思考力の基礎につながる重要なステップです。
③ 最後に「展開図」で“空間をイメージする力”を完成させる
展開図は、実際に手で触れない「立体の想像力」を問う分野。
ここで必要なのは、頭の中で形を回転させる3D思考です。
重ね図形→シーソーで“見る力・関係を考える力”を鍛えてからでないと、展開図は「ただの暗記」に終わってしまいます。
🧠 ポイント:
・最初は紙を折って立体を作り、「見える面」を確認
・徐々に図だけで頭の中で展開できるように練習する
🏠 自宅での図形・思考問題対策は“考え方の順番”が命
図形問題は、やみくもにたくさん解いても伸びません。
大切なのは「どの順番で」「どのように考えるか」を教えてあげること。
えしん会の図形・思考問題集は、
✅ 図形シート付きで「実際に重ねる・折る」体験ができる
✅ 考え方ノートで「なぜそうなるのか」を自分で発見できる
自宅でも“自分で考える力”が自然に育つように設計されています。
📘 えしん会おすすめの図形・思考問題集
- 🟡 重ね図形の問題集(図形シート付き)
→ 実際に重ねて体験しながら「見る力」を育てる - ⚖️ シーソーの問題集(重さ比べ・つりあい編)
→ 重さの関係を通して「論理的に考える力」を伸ばす - 🔵 展開図の問題集(立方体・直方体)
→ 立体を頭の中で組み立てる力を完成させる
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えしん会 図形・思考問題集シリーズ
🌱 まとめ
図形・思考の苦手を克服するには、
1️⃣ 見る力(重ね図形)
2️⃣ 関係を考える力(シーソー)
3️⃣ イメージする力(展開図)
この3ステップを順に積み重ねることがポイントです。
「図形センス」は生まれつきではなく、
“順序立てた経験”で確実に育ちます。
おうちで、今日から1冊ずつ始めてみませんか?
