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【保存版】小学校受験「お話の記憶」得点アップのコツ|苦手な子が変わる練習法4選
小学校受験で必ず出題される科目のひとつが「お話の記憶」です。
短いお話を聞いて、その内容を答えるこの問題は「聞く力・理解力・集中力・記憶力」を同時に試されるため、得点差がつきやすい科目です。
「うちの子は覚えるのが苦手だから…」と悩む親御さんも多いのですが、実はちょっとしたコツで誰でも点数が伸びる科目です。
本記事では、家庭でできる4つの実践的トレーニング法をご紹介します。
さらに記事の最後では、効率よく学べる教材「お話の記憶スタートセット」もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
なぜ「お話の記憶」が入試で頻出なのか?
小学校受験で「お話の記憶」が重視されるのは、単なる暗記力を測るためではありません。
- 集中して話を聞けるか
- 内容を正しく理解できるか
- 重要なポイントを覚えておけるか
これらは授業を受ける姿勢に直結します。つまり「お話の記憶」ができる=学校生活に必要な学びの基礎力が備わっていると判断されるのです。
あなたのお子さんはどのタイプ?
「お話の記憶」ができない子にも、実はタイプがあります。タイプごとに原因が違うので、対策も変わってきます。
聞き逃し型:最初から集中して聞けず、話を聞き落としてしまう
断片記憶型:単語や一場面は覚えられるけれど、順序やつながりを忘れてしまう
ごちゃ混ぜ型:話を覚えていても、人物や出来事が入れ替わったり混同してしまう
まずはお子さんがどのタイプでつまずいているのか観察することが、正しい練習法を選ぶ第一歩になります。
練習法① 「4つの要素で記憶するメタフレーム法」
長い話をそのまま覚えるのは大変です。そこでおすすめなのが、「人物・順序・行動・数量」の4つに分けて整理する方法です。
「3人の子どもが公園で遊んでいました。最初にボールを投げたのは太郎くんです。」
- 人物 → 子ども3人
- 順序 → 最初は太郎くん
- 行動 → ボールを投げた
- 数量 → 3人
このように「重要語句(キーワード)」を意識すると、記憶が整理されやすくなります。
練習法② イメージ化
数字や簡単なイラストに変換して記憶するのも効果的です。
- 「ライオンが2匹」 → 数字「2」とライオンの絵を結びつける
こうした“記憶を思い出す絵”を頭の中に作ると、聞いた内容を思い出しやすくなります。
練習法③ 実況質問プレイ
本の読み聞かせをただするのではなく、途中で質問を投げかけながら進めてみましょう。
親「ここでお姫様は何をしましたか?」
子「りんごを食べました!」
質問しながら読み聞かせを進めることで、子どもは集中力を切らさず、自然に記憶が強化されます。
練習法④ 毎日5分「断片的に思い出す練習」
お話を一気に丸ごと覚えるのは難しい子におすすめなのが、最初から順番に断片的に思い出す練習です。昔話などで練習するのもおすすめです。
例)
最初は「だれが出てきたんだっけ?」
次に「みんなでどこに行ったんだっけ?」
それから「何をしたんだっけ?」
帰りは「どうやって帰ったんだっけ?」
このように1つずつ問いかけながら思い出すことで、話の流れを整理しやすくなり、記憶の定着につながります。
週3回でできる!練習スケジュール例
- 月曜:短いお話をフレーム法で記憶
- 水曜:イメージ化で復習
- 金曜:実況質問プレイ+断片的に思い出す練習
ポイントは毎日長時間やるより「短時間・集中」です。
「楽しい!できた!」を積み重ねることが一番の近道になります。
よくある質問(FAQ)
Q. お話が長すぎて途中で忘れてしまいます…
A. 話を細かく区切って練習し、最後に通しで答えると効果的です。
Q. 文章をそのまま暗記させた方がいい?
A. ニュアンスまで覚える必要はありません。登場人物・順序・行動を押さえれば十分です。
まとめ
「お話の記憶」は才能ではなく、正しいコツを掴めば誰でも伸ばせる科目です。
今日からお家で簡単にできるお話の記憶の4つのトレーニング:
- メタフレーム法
- イメージ化
- 実況質問プレイ
- 断片的に思い出す練習
これらを家庭で楽しく取り入れながら、さらにお子様のお話の記憶を効率よく、小学校受験の試験レベルまで力を伸ばしたい方には、「お話の記憶スタートセット」がおすすめです。
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