仕事や家事に追われて「子どもに十分に関わってあげられない」と感じる親は少なくありません。
その罪悪感から、週末にテーマパークへ連れて行ったり、意味のないおもちゃを買い与えたりすることも…。
一見「子どものため」に見えるご褒美ですが、本当に正しいお金と時間の使い方なのでしょうか。
目次
1. 忙しい親が抱える罪悪感
- 「一緒にいてあげられない」
- 「勉強を見てあげられない」
- その気持ちを埋めようと“ご褒美”に走りがち
2. 夢の国やおもちゃ=現実逃避
- テーマパークや高価なおもちゃは一瞬の楽しさはある
- しかし、子どもの成長や学びには直結しない
- 実は“親の罪滅ぼし”であり、子どものためではない
3. ご褒美育児の落とし穴
- 「泣かれるのが可哀想」「うるさいから」とスマホを渡すのと同じ
- その場しのぎの対応は、子どもの“本当の欲求”を見逃してしまう
- 子どもは「物や遊び=愛情」と誤解してしまう危険
4. 本当に子どものためになるご褒美とは?
- 何でも自分で考えられる体験をする
- 学びに通じる体験をする
- 「あなたと過ごす時間」が最高のご褒美
まとめ
親の「ご褒美」は、実は子どものためではなく、親自身の罪滅ぼしや現実逃避であることが多いのです。
小さな時間でも「一緒に過ごす経験」が、子どもにとってはかけがえのない宝物になります。