小学校受験のペーパーができない・嫌い・苦手意識が強い
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子どもの成長には「規律」と「ルール」が不可欠

目次

自由と野放しは違う

最近では「子どもの自由を尊重しよう」「発想を大切にしよう」という言葉をよく耳にします。

もちろん、子どもの想像力や感性を育てることは大切です。

しかし、自由=好き勝手ではありません。

幼い頃から規律や統制を教えずに育ててしまうと、

子どもはルールを守れず、思い通りわがままに行動するようになります。

それを「個性」と勘違いしてしまうと、集団生活の中で大きくつまずくことがあります。

小学校受験は「座ること」から学びが始まる

たとえば、「じっとしていられない」「きちんと座っていられない」というのは、

小さな子どもによく見られる姿です。

けれども小学校受験では、正しい姿勢で座ることが何よりも大切です。

これは単なるマナーではなく、

学びと集中力の基礎を示す行動です。

授業中に立ち歩いたり、注意を聞けないようでは、

自分の学びだけでなく周囲の子にも迷惑をかけてしまいます。

「学び」は、まずじっと座って話を聞くところから始まる。

それができて初めて、自由な発想や個性が生きるのです。

親もルールを決めたらブレてはいけない

家庭でとルールを決めたなら、親自身もそれを一貫して守る姿勢が大切です。

子どもは親の行動を敏感に見ています。

親が「今日はまあいいか」とルールを曖昧にすると、

子どもはすぐに「守らなくても大丈夫なんだ」と学んでしまいます。

規律を教えるとは、厳しく叱ることではありません。、ぶれない一貫性を持つことです。

「外に出されること」は本当に可哀想なのか?

小学校受験の教室で座っていられないなら、

「教室は座る場所だから、座っていられないなら外にいようね」と伝える。

これを実行すると、親の中には「かわいそう」と感じる方もいるかもしれません。

けれども、それは罰ではなくルールを教える学びの機会です。

「なぜ外にいるのか」子ども自身が考える時間になります。

しかしそこがブレてしまってはいつまで経ってもルールを守ろうとはしません。

こうやって少しずつ、社会の中で自分を律する力を育てる第一歩です。

「我慢できる」「ルールを理解する」

――その力を身につけた子どもほど、後に大きく伸びていきます。

まとめ

規律があってこそ、個性が輝く

規律を守ることは、子どもの自由を奪うことではありません。

むしろ、安心して自分らしさを発揮できる土台をつくることです。

本当の個性は、ルールの中で輝きます。

まずは日常の小さな場面から、「座る」「待つ」「聞く」という基礎を大切にしていきましょう。

そこから、子どもの学びの芽が確実に伸び始めます。

 

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